いまでも忘れられない程衝撃を受けた作家さんがいます。
アンディ・ゴルスワージーさんです。
自然にあるものを自然にあるままで、でもその魅力を最大限に生かしながら、
写真で表現する作家さん。
94年に世田谷美術館で個展をみて衝撃を受けました。
自然のある一部分を写真でクローズアップして表現する人はいても、
そこにあるものでまず造形をつくって、それを写真で残す作家さんは初めてでした。
学生の頃「インスタレーション」にはまりきっていて、表現を探しあぐねていた頃を思い出し、
表現する事と、表現したい自分の距離を感じた事もありました。
でも、アンディーは自然にそれをやっているような気がする。
とても肩の力が抜けていて、でも気持ちが入っている作品。
次回、私がインスタレーションで最後にやったのが写真であったので、
アップしたいと思います。(ドキドキ)