いままで作品を見て、
「こういう風な作品作りたいな〜」
と思ったことはあっても、
「この作品が欲しい!!」
と思ったことはありませんでした。
・・・・・が、今日出会っちゃいました。
Tino Stefanoniさんのシルクスクリーン。
友人の新築祝いに、娘さんが書いた絵を額装して送ろうと、
以前から気になっていた
page1という画廊に行ってきました。
ぴったりの額を見つけ、額装のお願いをしたあと、
ギャラリーへ一歩踏み入れた正面に「彼」はいました。
その瞬間から、凍り付いたように見つめてしまいました。
単純に見えるが細かな表現。
平面構成のバランスの良さと、暖かみ。
それ以上に、圧倒的な静寂と存在感。
おそらくお金を持っていたら、後先なくつれて帰っていただろう。
そう思ったのは初めてでした。
page1自体もとてもすてきな建物で、
一歩ギャラリーに入ると、周囲の喧噪から切り離されたような時間の流れ。
まるで軽井沢にある画廊のよう。
もう一度会いにいこう。